コロナが始まって以来のフリーなGW。
どこも賑わっているようです。
そんななか、2022年4月22日にオープンした
市立伊丹ミュージアムに行っていきました。
これまでは、市立美術館、市立工芸センター、市立伊丹郷町館、柿衛文庫などの文化施設があったところを老朽化もあってリニューアル。
伊丹市は江戸時代には「酒のまち」として栄えていたそうです。
ミュージアムと併設した昔の酒蔵も見学できます。
酒蔵は無料なのでふらりと入れるので、美術館のイベント展示にはチケットではなくシールを服の見えるところに貼っておくシステムです。
今回、ここを訪れたのは
「がまくんとかえるくん」誕生50周年記念
「アーノルド・ローベル展」です。
半世紀という数字が技術的にそんなに進化したのかと思わせました。
ちょっと専門的になりますが、
原画作成時に印刷用に色版を作者自身が作っていたなんて。
それも作品に合わせて色版を調整して。
今の印刷はほとんどがダイレクトにプリントできるので
工程としてはほぼ無くなった技術です。
微妙に版ズレを起こしていることが逆に味わいになる。
そんな表現がデジタルでは出せないなあ。
この作者も広告の仕事が嫌になって、絵本作家になった人。
心情をいろいろ共感しながら帰路についたのでした。
(ホントは伊丹からあべのハルカス行って庵野展を見る予定でしたが、余韻を残したかったのでやめました笑 だって数年前に見てるし、やっぱいいかなって^^;)
市立伊丹ミュージアム
兵庫県伊丹市宮ノ前2丁目5-20
Tel.072-772-5959
●開館時間 :午前10時~午後6時(入館は午後5時半まで)
●休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始