若い人たちにはわからないかもしれない「裸の大将」こと放浪の画家 山下清。
白のランニングにリュックサックの出で立ちは実はドラマ用に誇張したものらしい。
今回の企画展は「生誕100年 山下清展~百年目の大回想~
幼い頃から晩年まで、ラクガキのようなものまで残ってるのがすごい。
知的障害だからできるでんだろうと思われる緻密で独特な貼り絵の世界。
日本のゴッホとも言われるけど、ちょっと違うんじゃ無いかなとは前々から思ってました。
貼り絵からマーカーに変わったこともあるのか
後期ではずいぶん絵がうまくなってて
よりリアルな表現がなされている作品も。
でも、タッチ的にはパースが狂ってたり、二次元のような構図だったりが特長のころが好きだなぁ。
晩年は東海道五十三次をテーマに描いていたそう。
しかし、お金のことも、地位も名誉も、家族のことも考えずに全国を放浪できるなんてうらやましい限りですね。
●福井市美術館アートラボふくい
●福井県福井市下馬3丁目1111
●Tel.0776-33-2990
●開館時間/9:00~17:15
●休館日/月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日(日曜日を除く)