長野県は日本一美術館の多い県です。
なので行ったついでにいろいろ回るのが楽しみのひとつでもあります。
ということで、今回は 公益財団法人 水野美術館。
ホクト株式会社の社長故・水野正幸が長年かけて蒐集した絵画をもとに
平成14年7月に長野県初の近代日本画専門の美術館としてオープン。
横山大観の「無我」を筆頭に、菱田春草、川合玉堂、上村松園などの巨匠たちの作品を中心に約500点を収蔵しているそうです。
収蔵品をもとに年4回程度の展示替えと、年2回の企画展が開催されています。
今回はGWに開催中の特別企画展「浦上コレクション 北斎漫画 驚異の眼・驚異の筆」に行ってきました。
「富岳三十六景」で有名な葛飾北斎が弟子達のためにお手本として発刊した「北斎漫画」。
その中から世界一の質と量を誇る浦上コレクションから刷りの状態の良い200点が展示されていました。
個人的に世代的に言えば「手塚治虫 マンガの書き方」「石森章太郎 マンガ家入門」って」とこでしょうか笑
穴が空くほど何度も読みかえしたなぁ。
この美術館は本格的な日本庭園も素敵で、静かで落ち着く雰囲気がいいのです。
全体的に「ちゃんと」してて、ガヤガヤしていない、いい美術館です。
ちなみに展示会よりもレストランがいっぱいなのです。
きっと美味しいんでしょうね。
公益財団法人 水野美術館
長野県長野市若里6-2-20
Tel.026-229-6333
●開館時間/4月~10月は9:30~17:30、11月~3月は9:30~17:00
※入館は閉館の30分前まで
●休館日/月曜日(祝日の場合は翌日)、1月1日、展示替日、12月長期休館あり